アムステルダムに来て10日。オランダの人々にとって、花が生活に欠かせないものであるということを感じています。
まず驚いたのは、空港の到着ロビーにお花屋さんがあること。空港で出迎えをする人が大きな花束を抱えて待っているんです!素敵!日本を含め、私が行ったことのある他の国々ではそんな光景は見たことないような、、、今まで意識したことないだけかな?皆さんどうですか?
ご存知の通り、オランダと言えばチューリップが有名です。チューリップに限らず花の生産が盛んで、農林水産省の資料によると花の生産量はアメリカに次いで世界2位!国土面積は九州くらいの大きさなのに、です!そして、世界最大の花の市場(オークション)もあります。
そんなにたくさんの花をどうするのかと言うと、もちろん輸出もしていますが国内での消費量も多いはずです。本当にどこを見ても花があります。
これは私の個人的な意見ですが、花を飾るって、けっこう手間のかかることなんです。切り花の場合は、好みやインテリアに合ったものを考えて選ばないといけないし、ちょうど良い花瓶を持ってないといけないし、毎日水を変えないといけないし、花が終わったら処分しないといけない。土に植える場合も、毎日の水やりや植え替えなどの作業が大変です。そのような手間を惜しまず、季節の花を飾って楽しむことが日常生活の一部として根付いているのは、素晴らしいことだと思います。気持ちに余裕があるときしか部屋に花を置けない私としては、オランダの人々は気持ちにゆとりがあるのだろうな、と感じています。
そんなオランダで日々愛され、買われていく花たちですが、やはりたくさん生産されているだけあってお値段は安いです。日本だと3000円以上はするだろうと思われる花束がうちの近所だと7.5€で売られていました。市の中心部に行くともう少し値段は上がると思いますが、、。お手頃な値段で買えるからこそ、日常生活に浸透しているとも言えますね。
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