社会人の大学院留学、どこの国がいい?ー7か国を比較してみたー

出願
出願

2016年に「留学したい!」と思い始めて早3年。ここに至るまで、いろいろな国のいろいろな大学について調べ、実際に出願もしてきました。出願したことがある大学は5か国10校に上ります(笑)本日は、英語での修士課程が豊富に開講されている北欧4か国+オランダ、そして英・豪の、文系の大学院留学情報について印象に残っていることをまとめたいと思います。

※アメリカやカナダは、「学費が高そう」というイメージと、飛行機で太平洋を渡るのが苦手だからという理由で選択肢に入れていません。

※下記の情報は私が調べた時点のものです。正式な情報は必ず各大学の公式サイトから入手してください!

〇フィンランド・・・修士課程は2年で、学費は年間10000€程度。2年前まではなんと留学生も学費無料でした!今でも、成績優秀者は学費が全額~半額程度免除になるようです。出願時に推薦状などが不要なので気楽。出願締め切りは1月頃。選考の際、オンライン面接をする学校もある(私はそれで落ちました…)。

〇ノルウェー・・・留学生でも学費無料!生活費だけでいけます。高いけど。そして出願の際に銀行の残高証明(英語)を提出する必要があります。また、他の国と違ったのは大学だけでなく高校の成績証明書まで必要だったこと!私の母校は、卒業して10年以上経っているので各科目の評定などは記載不可とのことで、とりあえず卒業証明書のようなものを代わりに出してもらいました。出願は全てオンラインで完結。

〇デンマーク・・・大学院だけでなくカレッジや短期コースなど、留学先の選択肢が多い印象。公式留学サイトhttps://studyindenmark.dk/に網羅されている。半年ぐらい北欧で勉強してみたいという人なんかには良いかも。修士の場合は2年で、学費は年間10000€前後。

〇スウェーデン・・・修士は基本2年間だが、Dalarna大学というところでは1年の修士課程があるようなので気になる。

〇オランダ・・・修士は1年で学費は12000€前後。出願はネットで完結。推薦状必要。英語で書く力&リサーチ能力?を示すためAcademic written work(英語で書いた論文など)を出さないといけない。私は2校出願しましたが、1校はもともと出願の必要書類として挙がっていて、もう1校は必要とも何も書いていなかったけど選考の途中で「参考にするから出してください」と連絡があった。それで、英語の論文なんて書いたことがなかったのでとりあえず学部時代の卒論を英訳して送りました。

〇イギリス・・・修士1年。学費は15000£前後。成績優秀者に5000£くらい奨学金が与えられるところもある。学校によっては春学期(2月)スタート可。出願には推薦状必要。住む場所は、ほぼどこの大学も寮完備。pre-sessionalコースが開講されており、希望者は本格的に学校が始まる前に準備のための勉強ができる。

〇オーストラリア・・・修士の期間が、学ぶ内容や出願者のバックグラウンドによって1~2年と変わってくる。学費が高く、日本円で年間300万円くらいする学校もある。そのぶん奨学金制度も発達しているのか、応募可能な奨学金プログラムが大学のホームページにずらっと載っている。出願に推薦状は不要だが、出願料が6000円くらいかかる学校もある。

いかがでしたか?こうやって見ると、国によってけっこういろいろな特徴がありますね。北欧4国、オランダ、英・豪の留学情報は全て、Study in ○○(←国名)のサイトで調べられます。気になる国があれば調べてみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました