大学のオリエンテーションが始まり、いろいろな国から集まった仲間と話す機会が増えてきました。私の専攻(言語学)には、地元オランダの学生をはじめ、ドイツ、スペイン、イギリス、アメリカ、香港、中国、キプロス、ロシア、ギリシャ、ペルー、そして日本(私)、と世界各地から集まった学生がいます。本当に多彩な顔触れ!
そのなかでもやはり人数が多いのはオランダやドイツ、スペインなどヨーロッパ出身の学生。彼らの多くは英語が母語ではないはずですが、とても流暢に英語を話します。彼らの英語や、レストランの口コミ、観光案内などを見て、これは便利だなあと思った英単語を3つ紹介します。
1、cozy・・・心地良い
例えば、「あのカフェはすごく居心地が良いよ!」みたいなときに使います。Yelp(食べログの多機能版みたいなやつ)やTripadviser, Airbnbの口コミでもたくさん見かけます。あとは、オランダ人にとって大切な言葉、”gezellig”(読み方:フゼリフ?)の説明としても使われていました。これは、今日本でも流行っている北欧の「ヒュッゲ」みたいなもので、“gezellig=cozy, friendly, warm…”という説明の仕方がされていました。「心地良い空間」「温かい雰囲気」のような感じだと思います。
2、hectic・・・てんやわんやの、バタバタした
この単語を初めて見たのは、ずっと前、フィンランドの学校でボランティアをしてみたくてメールでやり取りしていた時。”I’m very sorry for not getting back to you earlier. We have some guests at school at the moment and the past few days have been very hectic.”という文章が書いてありました。それから、「今月は皆さんなんやかんやで忙しかったですよね~」という文脈でオランダ人の学生が使っているのも聞きました。大学からのニュースレターにも同じ文脈で出てきました。”hectic”という語を使うと、単に”busy”と言うよりも忙しく走り回ってる感が出ますね。なんか、辟易(へきえき)っていう日本語を連想しませんか、、、?私だけかな?
3、out(ing)・・・お出かけ
名詞として使います。例えば、アフタヌーンティーのチラシに載っている”looking for a special afternoon out?”という文。それから、カフェか何かのウェブサイトに載っていた、「スタッフの外出(研修とか?)のため、〇〇はお休みです」という案内文。簡単な単語だし、いろんな場面で使えそうですね。ちらっと調べてみたところ、夜遊びは”night out“という言い方をするようです。
以上、日本の学校の授業ではあまり登場しない、便利な英単語について書きました!
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