結局、CVって何を書けばいいの?

出願

CVとはCurriculum Vitaeの略で、英文の履歴書や職務経歴書のようなもののことです。海外大学院への進学や海外就職の際に必要になります。日本では履歴書と言うとフォームを埋めていく形式のものが主流ですが、CVは自分でフォーマットを作らなければなりません。シンプルにwordで作るか、canvaなどのアプリにあるテンプレートを利用するという手もあります。

さて、問題は、「何を書くか」ということです。先日、CVの書き方ワークショップに参加してとても役に立つヒントを得られたのでシェアします。

私が今回参加したワークショップは、デンハーグで行われたFeel at Home Fairという外国人向けのイベントの中で開催された”Make your CV stand out to recruiters, employers, and AT software!” というものでした。講師はイタリア出身オランダ在住10年のSimonaさんで、オランダに住む外国人向けにキャリア設計や生活全般に関するコーチングを提供しているプロフェッショナルです。彼女のサイトはこちらをご覧ください。

※今回のワークショップは就職(転職)したい人向けのものでしたが、基本的な考え方は大学院出願でも同じだと思いますので留学準備中の方もぜひ参考にしてください!

まず、ベースとなる考え方。それは、「CVは自分の広告!」ということです。どういうことかと言うと、見た人があなたという商品を欲しくなるような書き方にしなければいけない、ということです。

では、どうやって自分を宣伝するか。私が参加したワークショップでは、CVの主要コンテンツとして次の5つが挙げられていました(上からこの順番で書いていく)。

1. Contact details (名前、住所、電話番号、メールアドレスなど。)

2. Profile (4~6行程度の自己紹介文。主なスキルや経験を書く。出身地なども入れると良い。)

3. Core Skills(あなたが提供できるスキルを箇条書き。CV writing, Customer serviceなど。スキルと言うと、何か特別なことじゃないとダメなの?という感じがしますが、もう少し幅広く、「仕事をするうえで役に立っている能力」と考えてみてください。例えば、Communication, teamwork, time management なども立派な「スキル」です。)

4. Roles(これまでの職歴を書く。会社名、ポジション名、期間を明記。いちばん最近のものがいちばん上に来るようにする。具体的にどのような業務を担当してどのような成果を残したのかを書く。インターンやアルバイトも、応募する職種に関連するものであれば書いておく。)

5. Education and Qualifications(学歴をシンプルに箇条書き。学生さんの場合は、職歴がない分、ここを膨らませると良いと思います。「こんな授業を履修してこんな成果を残した」「ゼミや卒論でこんなテーマに取り組んでいる」「成績優秀者に選ばれた」等です。)

ここまでが必須の内容で、もしスペースが余れば、InterestsやAdditional Skillsなどの項目を作って、自分のアピールできることを書くと良いです。

CVに書くべき項目はわかりました。次は、それをどのように魅力的に見せるかを考えてみましょう。

ポイントはズバリ、“Success verbs × Numbers”。主に上記項目の”4. Roles” の中で使うことになります。これまでに自分が出した成果を示す動詞と、それを裏付ける数字を組み合わせる、というものです。使える動詞の例はこんな感じです。

Achieved, Awarded, Changed, Decreased, Expanded, Increased, Introduced, Maximized, Minimized, Produced, Soled……

これらを数字や具体例と組み合わせるとこんな感じになります。

– Increased by 〇〇%

– Reduced by $〇〇

– Introduced new 〇〇 that led to ××

– Achieved the removal of 〇〇

全ての仕事が数字で測れるわけではないので難しい部分もありますが、とにかく具体的に!を意識して過去の実績をしっかりアピールしていきましょう!具体的であればあるほど説得力が出ますよね。学生さんの学業のアピールも同様です。

これができたら、最後は基本的なことをしっかりチェックしましょう。

– ページ数は最大2ページまで

– フォントはArialやTimes New Romanなどの標準的なものでサイズは10~12

– スペルチェック / 文法チェック

– 単純に、見やすいかどうか?

…等です。

最初に申し上げたようにCVは「広告」なので、中身ももちろん大切ですが見た目も重要です。採用担当者がまずCVにざっと目を通す時間は6秒間程度だと言われています。その時間でなるべく良い印象を残したいですよね!

いかがでしたか?皆さんのCV作成に役に立つ部分はあったでしょうか?

今回のワークショップの講師でありコーチングのプロでもあるSimonaさんは、オランダでの就職に特化してCVやCover Letterへのアドバイス、面接の練習などもおこなっているようなので、気になる方はサイトをチェックしてみてください!

実は「コーチング」ってずっと興味がありながら触れてこなかった分野なので、コーチングとは何ぞや?を知るという意味も含めて一度彼女のセッションを受けに行ってみても良いかなぁ…とひそかに考えています。もし行ったらまた感想など書きます!

今回の資料は、当ブログで添削サービスを担当してくれている仲間にも共有しています。より高度でプロフェッショナルな添削サービスは上記のSimonaさんへ、リーズナブルで気軽な添削は私たちへ、ぜひご連絡ください!

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