【オランダ留学体験談】Leiden Universityの場合

オランダ留学体験談
オランダ留学体験談

皆さまこんにちは。いつも応援ありがとうございます!

前回のエラスムス大学ロッテルダム編に引き続き、オランダ各地の留学経験者の方に体験談をシェアしていただきます。ブログを見てくださる方に、オランダ留学に関するより幅広い情報をお届けできれば幸いです!

今回インタビューさせていただいたのは、ライデンに留学されていたアカネさんです。スウェーデンへの留学経験もあるアカネさんが、オランダでどんな留学生活を送っていたのか聞いてみましょう!

トップ画像はアカネさんお気に入りのライデンの写真です。「オランダの夏は短く、真っ青な晴天が一日を通して見られることはあまりありません。晴れた日には、多くの人が運河の岸辺で寝転がったり、オープンカフェでひと時を過ごします。」

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留学先の学校と留学期間を教えてください

Leiden University (ライデン大学) MSc of Political Science : Nationalism, Ethnic Conflict and Development (政治学:ナショナリズム・民族紛争・開発)

留学期間: 2019秋~2020秋

留学先としてオランダを選んだ理由は何ですか?

オランダを留学先に選んだ理由は、オランダ人の友人の勧めと、マスターのプログラムが一年であるからです。以前私は、スウェーデンに交換留学をしていました。そこでたくさんのオランダ人が正規学生または留学生として勉強しており、オランダの生活や文化、教育についてよく情報を得る機会がありました。オランダのインフォーマルな文化やジェンダーステレオタイプを感じない生活に興味を持ち、オランダで学生として生活をしてみたいと思うようになりました。

ライデン大学政治学部のマスタープログラムはどんな内容ですか?

このマスターのプログラムは、前期と後期に分かれており、さらにそれぞれがブロックに分かれています。各ブロックは約二ヵ月弱で、基本は1ブロックで二科目履修します。政治学部は専攻がいくつかありますが、それぞれの専攻の必須科目は一つしかなく、それ以外は選択科目から選び、自由にプログラムを組み立てることができます。選択科目はオンライン登録の早い者順で履修が決まります。最終の修論セミナーは、担当する教授によっては執筆できる内容が限られていたりしますが、私の教授はとても柔軟であまり縛りがないように思いました。

クラスの人数やメンバー構成は?

学部全体の印象としてはオランダ人学生とインターナショナルな学生が半々でした。大学を卒業してすぐにマスターを始めた人もいますが、少なからずの人がギャップイヤーをとっていたり、インターンシップや仕事を経験したりしていました。周りの学生たちは授業に対してアクティブで、ランチタイムや休憩中にも世界情勢や自国の政治・日常について話すことが多かったです。
こちらの政治学部は9月と2月入学があり、9月入学では学部全体でだいたい100人前後が入学するといわれています。私の専攻は、9月入学で約20人くらいいました。

ライデン大学での授業の進め方は?

私の専攻の必修科目は、週に二回授業があり、膨大な量のリーディングがあります。リーディングに基づいて授業が進められ、割り振られた学生が一人ずつそれぞれのリーディングの要約を発表し、ディスカッション形式で進められていきます。授業のテーマに沿ったリアクションペーパー(1000字)が2回あり、その他に授業の内容と関係したテーマを自分で選んでリサーチペーパー(4000字)が最終課題として課されます。その他にも私が選択した科目で共通して言えることは、

①リーディングの量がとても多いということ

②ディスカッションがどの授業も非常に求められるということ

③リサーチペーパーにおいてペーパーの構成がとても重要であるということ
です。

授業によって、出席やアクティブな授業参加が成績に反映されたりされなかったりしますが、どの授業でも積極的な貢献が求められます。

ライデン大学の授業で苦労したことはありますか?

ライデン大学は、リサーチに重点を置いた大学であるため、慣れていなかったリサーチペーパーの書き方に苦労しました。どんなにいいアイディアや議論を持っていても、決まった構成に合わせて書かないと認められたペーパーになりません。

また、いわゆる日本の大学の「レポート」のような、学んだ内容を要約してペーパーに書くということは期待されていません。私の学部では、いかに与えられた・新たに探した文献でペーパー上で議論を進めていくかといったことが重要です。「教授たちは何年も同じような授業を教えているため、専門分野の文献は、学生よりもはるかに幅広くそして繰り返し読んでいる。だから、そのような教授に要約を渡すことは全くの不必要である。それよりも、自分がどう考えたかを書いて欲しい。広く浅くディスカッションを繰り広げるのではなく、ピンポイントで、議論している文献の著者に丁寧に返答するように書いて欲しい。」とよく言われました。

このようなアカデミックスタンダードに合わせるのは大変でしたが、多くの教授は、詳細なフィードバックを課題ごとにくれ、質問をすれば丁寧に答えてくれました。

ライデンの町の気に入っているところは?

町自体がコンパクトで景観がよく、運河や公園があふれていたところです。大学・スーパー・図書館・駅などの必要なものは自転車圏内でしたし、自転車用の道路がきちんと整備されているので、自転車があれば快適です。綺麗な街並みを歩いて、よその猫と触れ合ったり、公園や道端の草花をめでたりと、気分転換によく散歩をしていました。特に、コロナの影響で社会的隔離が始まり、家にしかいれなかった時には、雨が降りやんだちょっとの合間にでも外出をするようにしていました。ライデンのあちらこちらに、運河が巡されており、運河を走るボートや泳いでいる水鳥、また水面に映る景色を眺めてリラックスをしていました。

「冬の間、町のあちらこちらでイルミネーションが点灯されます。雨が降った後のイルミネーションは光が水滴に反射し、より一層綺麗です。まるで絵画のような景色を見ることができます。」(アカネさん)

オランダ生活で苦労していることはありますか?

オランダの生活で苦労していることは、悪天候に適応することです。秋から春先にかけて、長い期間どんよりとした曇り空と雨が降り続く季節になります。さらに、風が強く、雨の中傘をさしていても、横から雨が降りつけます。太陽の光を浴びることもなく、悪天候の中大学に自転車で通っては、ずぶぬれになり、大変なストレスを感じました。長引く悪天候で体調と気分が悪くなることは珍しいことではありません。周りのインターナショナルな学生、現地の人々も同じような経験をしていました。これらを解決するために、私は以下のようなことをしました。

ー天気予報をこまめにチェックする。特に、雨が降っている中外出をする際は分単位の予報をチェックし、降りやんだすきに外出をする。

ーレインコートの他に、レインシューズとレインパンツを履き、リュックサックにはカバーをかけて自転車に乗る。

ー濡れて帰宅したらすぐに暖かいシャワーを浴びる。

ー晴れた瞬間には日光を浴び、晴れていなくても雨が降っていなければ室内にこもらず、散歩をする。

ー寒い時期は部屋を一定温度に暖めたり、温かい飲み物や料理を作って、自宅を居心地のいい空間にする。

ーひとりにならないで誰かと話す。

ライデンのおすすめスポットを教えてください

ライデンのお気に入りの場所はPlantsoenparkです。ライデンの中心近くにある公園で、大学の帰り道や散歩でよく訪れました。様々な草花や、桜の木を見ることができます。(桜の木はライデンのあちらこちらに植わっています。庭木として植わっていることもあります。)また、カラフルな鳥たちが園内のケージで飼われており、観察しては癒されていました。

「Plantsoenparkには様々な草花が植えられています。コロナウイルス対策のための社会的隔離の中、公園での散歩は数少ない気晴らし方法の一つでした。」(アカネさん)

ということで、アカネさん、大学の授業について詳しいエピソードをありがとうございました!また、オランダの悪天候に関しては、実体験にもとづく対処法をシェアしてくださりありがとうございます。「自宅を居心地のいい空間にする」はめっちゃ大事ですよね!!

日本人研究者や移住者の方も多いライデン。毎週土曜日には屋外マーケットで町がにぎわいます。留学先のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?

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