オランダと言えば自転車です。道路は基本的に車用、歩行者用のほかに自転車用のレーンが確保されており、みなさんびっくりするぐらい自転車でビュンビュン飛ばしています。
私も、家が最寄駅から少し遠いということと、やっぱりこのアムステルダムの街を自転車で走ってみたい!ということで自転車を探すことにしました。
最初に目を付けたのはリースバイク。メンテナンス料込みで月12ユーロで借りられ、無料で自宅まで配達してもらえるということでこれに決めました。ネット上で申し込むのですが、名前や連絡先のほかに身長を記入する欄があります。これで、身長158センチの私に合った自転車を手配してもらえるのです。
が、配達されてきた自転車を見て驚き!
驚きポイントその1。サドルがめっちゃ高い!
はい。高い自転車を見て自覚しました。身長158センチの私と身長158センチのオランダ人とではきっと足の長さが全然ちがうのです。身長158センチのオランダ人だったらきっとこの自転車も乗りこなせるでしょう。でも私は地面に足がつかなくて、怖くて乗れません。
驚きポイントその2。ブレーキがない!
自転車のブレーキといえば手元のハンドルを握りますよね?ですがここオランダでは、手元ではなく、ペダルを逆回転させるとブレーキがかかるタイプが主流らしいのです。これも慣れていないせいでとても怖くて、乗れません。
ということでリースの業者さんに「もう少し小さいものと交換してほしい」と連絡をしましたが、約1週間たっても音沙汰がありません。そこで、広場で開かれているマーケットを見に行ってみることにしました。
行った場所はワーテルロー広場マーケット(Waterlooplein Market)。古着やアンティーク品のほかに中古の自転車がいっぱい売っています。とりあえず、リースした場合の合計額(月12ユーロ×1年間)よりは安くしたかったので、予算を100ユーロと決めて見て回りました。そして良さそうな自転車を発見。ハンドブレーキがあり、足もしっかり地面につき、見た目もまぁまぁ。売っていたおじさん(アフガニスタンから来たらしい)に値段を聞くと、170ユーロと言われました。そこから150、120、と下がっていき、、、粘り強い交渉(?)の末、チェーンロック付きで100ユーロにしてもらえました!中古品だし、これが高いのか安いのかは正直わからないけど、自分に合うものが予算内で手に入ったので満足です。ちなみに大学でもらったパンフレットによると中古自転車の平均的な値段は60~170ユーロだそうです。
メトロで最寄り駅まで運び、早速家までの道を乗ってみると、、、思った以上に快適!お天気が良く、家の周りは緑がいっぱいで、そんななかをビュンビュン走るのはとても気持ちが良かったです。みなさんが自転車に乗る気持ちがわかりました。アフガニスタンのおじさん、ありがとう。
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