【#教師のバトン】日本と海外の学校の先生の仕事量を比較してみた

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皆さまこんにちは!いつも応援ありがとうございます。オランダにて社会人大学院留学をしてその後現地で就職したChisakiです。

さて、日本の教育業界で「#教師のバトン」という取り組みが話題になっていましたね。

#教師のバトン とは? 教師の仕事の魅力を若い世代に伝えるべく、文科省が先生たちに学校現場でのキラキラしたエピソードをSNSで発信してくださいと呼びかけているキャンペーン。それが皮肉にも、学校現場のブラックなエピソードが次々と世間に発信されるという結果を招いている。

何を隠そう、私はオランダに来る前は日本の公立校に7年間勤めていましたので、先生たちがいかに過酷な労働環境で働いているかはよーくわかっています。正直、その労働環境が嫌で退職したという部分もありました。そして、オランダ大学院留学を終えた現在はアムステルダムにあるインターナショナルスクールで仕事をしています。全くちがう2つの学校現場で働いた経験から、日常の仕事の細かい部分に目を向けて、日本の先生の仕事量がいかに多いかということを見ていきたいと思います。

なお、「公立と私立では使える予算の額が違う」「日本と海外では文化的背景が違う」「日本の中でも学校によって実態は違う」など色々なご指摘が思い浮かんでくるとは思いますが、単純に仕事量の比較ということで見ていただけたらと思います。

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朝(登校時間前)

日本:部活動の朝練。

オランダ:生徒はそもそも始業時間まで校内に入れない。

朝(出席確認)

日本:欠席している子の家庭に担任の先生が電話連絡。

オランダ:パソコンのアプリで出欠を入力すると、欠席の子の保護者さんに自動で「○○さんが来ていませんが今日はどうされましたか?」みたいなメールが送られる。

昼食

日本:小中学校の先生は基本毎日、自分のクラスの生徒と一緒に昼食を食べる。

オランダ:週1回の「ランチ当番」のとき以外は生徒と離れてゆったり昼食を食べられる。

授業

日本:既製品のパワポやワークシートを使うのは負け、みたいな空気感があり、それらを自作している先生が多い。YouTubeを授業で使うことに抵抗感を示す人も多い。

オランダ:既製品のパワポ、ワークシート、YouTubeなどを上手に利用。

掃除

日本:先生と生徒がやる。しかもホウキや雑巾で(昭和感)。

オランダ:清掃業者がやる。

放課後

日本:部活動。なお、活動終了時刻は先生の勤務時間をはるかにオーバーした時刻に設定されていることも多い。

オランダ:学校が終わったら生徒は即帰宅。

遠足

日本:「しおり作り」「バス座席決め」「バスレクの用意」「現地でのアクティビティーの用意」などに時間を取られる。

オランダ:最低限の計画のみでとりあえず行く。

家庭への連絡

日本:電話または紙。電話は繋がらないことも多く、何度も掛けるはめになることもある。紙は印刷の手間と時間がかかり、そして本当に保護者さんの手元に届いているのか確認できない。

オランダ:専用アプリにメッセージを投稿するか、メールを送る。

パソコンの調子が悪いとき

日本:IT担当の先生(教科を教える一般教員が兼任している)が対応。

オランダ:IT担当スタッフ(専任)が対応。

学校のホームページ更新

日本:広報担当の先生(教科を教える一般教員が兼任している)がやる。

オランダ:広報担当スタッフ(専任)がやる。

そして週末・・・

日本:朝から晩まで部活動。

オランダ:完全オフ。

・・・思い付くものをざっと挙げただけでもこんなにありました。日本の先生たちは本当に自分を犠牲にして毎日の仕事をこなしています。先生の心と身体の健康は教育のクオリティーにダイレクトにつながってきますので、日本の教育現場の労働環境がもっと良くなることを願うばかりです。

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