洋楽を使って楽しい英語の授業!⑥ -Break Free-

洋楽
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英語の歌は、英語の授業においてとても良い教材になります。英語のリズム、発音、単語、文法、文化的背景、社会情勢などなど…本当にたくさんのことを学べます。特に発音は、細かいところにこだわって一緒に何度も練習すれば、生徒は一生懸命取り組んでくれます。ここでは、高校の英語の授業で使える洋楽をご紹介していきます。

今回はAriana GrandeのBreak Freeです。Arianaは高校生にも根強い人気を誇っています。この曲のタイトルbreak freeは「~をふりほどく、自由になる」という意味で、新しい自分へ一歩踏み出すという力強い歌詞が良いですね。音程が高くて歌うのが大変ですが、思い切って大きな声でパワフルに歌ってみましょう。

授業で使えるポイント① 

should have+過去分詞「~すべきだった(のにしなかった)」

高校英語の定番、助動詞です。なかでもhave(現在完了形)との組み合わせは、なかなかすんなり訳せない生徒も多いです。基本的にはその助動詞の意味を過去形に訳せば良いのですが、一応ここで代表的なものをまとめてみましょう。

may「~かもしれない」

→ may have「~したのかもしれない」

must「~にちがいない」

→ must have「~したにちがいない」

cannot「~するはずがない」

→ cannot have「~したはずがない」

should「~すべき」

→ should have「~すべきだった(のにしなかった)」

この曲ではイントロにshould haveが出てきますよ。

―ここから引用 Ariana Grande ”Break Free”より(訳は筆者)

If you want it, take it 

欲しいなら、手に入れたいなら

I should’ve said it before 

先に言っておくべきだったね

Tried to hide it, fake it 

隠れたりごまかしたりしたけど

I can’t pretend anymore 

これ以上自分を偽れない

―引用終わり

I should have saidなので、「言うべきだったのに言わなかった」と言う意味になりますね。このフレーズなら日常でも使うシチュエーションが多そうです。あまり人に言いふらしてほしくないことを言いふらされて、「秘密って言っとくべきやった・・・」みたいな。

授業で使えるポイント② 

にごった〔TH〕の発音を練習!

まずはサビの歌詞を見てみましょう。

―ここから引用 Ariana Grande ”Break Free”より(訳は筆者)

This is the part when I say I don’t want ya 

今こそ言わなきゃ 私にあなたは必要ないって

I’m stronger than I’ve been before 

前よりずっと強くなったの

This is the part when I break free 

今こそ自由になる時

‘Cause I can’t resist it no more 

だってこれ以上我慢できない

―引用終わり

This, the, than, This, the と、にごった〔TH〕が5回も出てきます。この音は発音記号で言うと〔ð〕ですね。にごっていない〔TH〕つまり〔θ〕と同じく、舌先を上下の前歯で挟んで発音します。違うのは、〔θ〕は舌の両サイドから息が漏れているだけなのに対して〔ð〕は舌を噛んでいる間にも音を出しているということです。舌先を前歯で挟んだまま「うー」と言ってみてください。日本語の文字では表せない音が出ると思います。これが〔ð〕です。あとはthisなら〔ðィス〕、thanなら〔ðァン〕など、うしろの音を続けるだけです。ちなみにtheは弱く発音されることがほとんどのため、舌を噛んで軽く「う」と音を出すだけでOKです。

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