こんにちは。日々爆発的にコロナの患者数が増えているオランダからお届けします。ついに今日、全ての学校や飲食店などを4月6日まで閉鎖することが発表されました。買い占めも起こっていて、スーパーの売り場がすっからかんです。この先一体どうなるのか…
そんな状況ですが、わーわー言っても仕方ないのでいつもの感じで書いていきたいと思います。
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本屋さんに行くのって楽しいですよね?私は日本でも本屋さんが大好きでしょっちゅう立ち寄っては小説やエッセイを物色したり、レシピ本を立ち読みしたり、英語の絵本をチェックしたり(おすすめの英語の絵本についての記事も良ければご一読ください!)していました。そして、ここオランダでも、本屋さんはとっても幸せになれる空間です。今日はアムステルダムにあるお気に入りの本屋さんを2軒ご紹介します!
1. WATERSTONES
にぎやかなショッピングストリート、Kalverstraatにあります。中央駅やシンゲルの花市場も徒歩圏内です。この本屋さんは、子ども向けの絵本コーナーが充実しています。ドクター・スースシリーズ、エリック・カールシリーズ、ピーターラビット、ゾウのエルマーなど、メジャーどころの英語の絵本は網羅されていて(すみません、他にもっとメジャーなものがあったと思いますが、今パッと思い出せません)、種類ごとにわかりやすく配置されています。また、ディスプレイには本だけでなくキャラクターのぬいぐるみやゲームなどが使われていて、見ているだけで楽しくなります。日本へのお土産にもぴったりのミッフィーの絵本も豊富です。
ショーウィンドウのディスプレイにもいつもこだわりが感じられます。この写真を撮った時はちょうど子ども向けの本が集められていて、とてもにぎやかでした。ディスプレイは頻繁にチェンジされており、「現代アート」や「食」など、テーマを絞ったこだわりのティスプレイは見応えがあります。
2. Scheltema
メトロのRokin駅とダム広場の間にあります。建物は一見地味なんですが、中に入ると広々としていて気持ちが良く、わくわくする空間が広がっています。この本屋さんで好きなのは旅行本とレシピ本のコーナー。旅行本のコーナーには世界の国名と距離を書いたボードが立っていて、その前にはおしゃれなソファー。こんな空間であれこれ旅行計画を練ることができたら楽しいだろうなぁ…。レシピ本コーナーは種類が豊富で、レシピの写真をいかにお客さんに見せるか、という意識でディスプレイされているような感じがします。英語とオランダ語のレシピ本がありますが、装丁や写真が美しい本ばかりで、たとえ読めなくてもインテリアとして飾るために欲しくなります。
クリスマス前にはこんな感じで建物全体がデコレーションされていました。お店全体がプレゼント。この遊び心も素敵です。
今回ご紹介した本屋さんも含め、オランダのお店や公共スペースではいかに心地良い空間を演出するかということに対するこだわりが感じられます。そういうことに気を配れる心の余裕があることや、おしゃれな空間を創り出せるセンスが本当に素敵だなと思っています。
現在はゆっくりお買い物を楽しめるような状況ではないですが、落ち着いたらぜひオランダの素敵な本屋さんに行ってみてください!
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