のんびり周りたい、オランダのいろんな街

皆さまこんにちは！いつも応援ありがとうございます。オランダの大学院に社会人留学、その後現地で就職→2年間働いた後に日本で外資系企業に転職したChisakiです。

アムステルダムに住んだ3年間、ヨーロッパの国々はもちろんオランダ国内もたくさん旅をしました。日本から短期の旅行で来るとしたらおそらく旅の目的地にはならないだろうと思うような、あまり目立たないオランダの地方都市たち。同じように見えてもひとつ一つの街に個性と味わいがあり、そんな素敵な街をゆっくり訪れることができた時間は私にとっての宝物です。今日の記事では、また行きたいと思うお気に入りのオランダの街を（アムステルダム以外で）5つご紹介します。

マーストリヒト
フローニンゲン
ヒートホールン
ハールレム
ユトレヒト

マーストリヒト

オランダの南の端、ほぼベルギー！な場所にある街です。これは偶然なんですが、以前にたまたまYoutubeで観た「ヨーロッパの隠れた素晴らしい街Top20」みたいなビデオでマーストリヒトが１位になっていました。

ポイント１：教会を改装した本屋さん”Boekhandel Dominicanen”が素晴らしい。教会の荘厳な雰囲気を彷彿させる高い天井と、素朴ながら神秘的でもある色合いの内装。その中に広々と本がディスプレイされる光景に惚れ惚れ。その光景を見ながら店内のカフェで飲むコーヒーが最高でした。

ポイント２：食べ物が美味しい。ベルギーに近いだけあってレストランの食事やスイーツのレベルが高い。マーストリヒトは一時期スペイン領だったか何かで、スペイン料理のお店が充実しているのも特徴。スペインに来たつもりで美味しいと評判のスペインバルをハシゴしました。

フローニンゲン

こちらはマーストリヒトと正反対、オランダの北端にある街です。デンマークに近いせいか、建物の感じがなんとなく北欧風。大学を中心とした街で、若者が多く活気があります。

ポイント１：Prinsenhofの庭が美しい＆朝食が最高。プリンセンホフは1500年代の建物を使用したホテル&レストランで、ルネッサンス様式のゴージャスな庭園が有名です。私はフローニンゲンに行ったとき奮発してここに泊まったのですが、エレガントなお部屋と豪華な朝食に心がとっても満たされました！

ポイント２：現代美術館がおもしろい。現代アートと言えばなかなか素人には理解が難しいものも多いですが、ここの美術館は展示物や内装がひと目で「かわいい！」「面白い！」と思えるものが多かったです。アートを見るだけでなく、その写真を撮るのも楽しいです。

ヒートホールン

オランダのベネチアと呼ばれる小さな村です。村の中は徒歩かボートで周ります。

ポイント１：おとぎ話の世界のような風景が最高。オランダ国内から来ても「外国に来た！」という感じでした（笑）お花に囲まれた可愛い茅葺の家々の間を、ボートでのんびり周る。最高の休日です。

ポイント２：アムステルダムから行けるツアーがちょうどいい。車を持っていない人にとっては交通の便があまり良くないので、バスツアーで連れて行ってもらうのが便利です。とても魅力的な街ではあるものの小さい村なので、一通り周り終えたらすることがなくなってしまい、そのくらいのタイミングでツアーの帰りのバスが出るのでありがたいです。

ヒートホールンを訪れた時のブログはこちら

ハールレム

なんとなく洗練された感じが漂う、こじんまりとまとまった住宅地。アムステルダムまで通勤・通学する人も多く住んでいる街です。

ポイント１：おしゃれでくつろげるカフェが点在。おしゃれでありながら気取らない、美味しい飲み物やケーキをゆったりと楽しめるカフェが街の中に点在しています。アムステルダムほどお店がひしめきあていないのがポイントで、お店を巡るのが宝探しみたいで楽しいです。

ポイント２：オランダらしい風車が街中にある。オランダと言えば！の風車ですが、実はどこでも見られるわけではなく、基本的には街中から少し離れた場所にあります。が、ハールレムには街の中心部にどどん！と風車があり、しかもその周りは池になっていて開けているので、いかにもオランダ！な風景が手軽に楽しめます。

ユトレヒト

言わずと知れたミッフィーの街。歩き回ってお買い物するのにちょうど良いサイズ感の街です。

ポイント１：ミッフィーの世界を堪能できる。ミッフィーの原作者、ブルーナさんの地元であるため、街全体でミッフィーを推しておりミッフィーグッズが大充実。博物館では、ミッフィーとブルーナさんがどれほど世界中の子どもたちから愛されているかがわかってほっこりする。（※ミッフィーのオランダ語での本名はナインチェ）

ポイント２：運河の風景が独特。ユトレヒトでは、オランダでは珍しく運河と同じ高さのところにカフェのテラスが出ているんです（普通は運河より高いところにある）。第三者的に見れば結構どうでもいいことなんですけど、長崎のハウステンボスに行った時、園内の運河の一部を見て「これ、ユトレヒトの再現やん！」と気付けたのは快感（笑）この写真はユトレヒトの本物のほうです。