【オランダ留学体験談】Vrije Universiteit Amsterdamの場合

オランダ留学体験談
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皆さまこんにちは。いつも応援ありがとうございます。おかげさまでオランダ留学体験談も4回目を迎えました。オランダ各地の留学経験者の方が体験談をシェアしてくださっています。

今回インタビューさせていただいたのは、Vrije Universiteit Amsterdam (アムステルダム自由大学)の博士課程を修了された本谷友作(ほんたに・ゆうさく)さんです。当ブログの読者さんの中には、海外大学院の修士課程だけでなく博士課程を検討されている方もいらっしゃるので、たくさんの方にお役に立つ記事となること間違いなしです!特に、博士課程に関する日本と海外の違いは興味深いですね。それでは、本谷さんのアムステルダムでの留学生活について詳しく聞いてみましょう!

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留学先の学校名と留学期間を教えてください

アムステルダム自由大学 理学部物理学科

(Department of Physics and Astronomy, Vrije Universiteit Amsterdam)

博士課程修了

留学期間:2014年2月~2018年7月

どのようなプロセスを経てオランダでの博士留学を決められましたか?

私は日本で学士号と修士号を取得したのですが、学部4年生の終わり頃から博士課程での海外留学を考えていました。ヨーロッパでは日本やアメリカと異なり、大学単位ではなく研究室単位で博士課程学生の募集を行うのが一般的です。募集は通年行っています。博士課程の学生を雇いたい研究室は、求人サイトに求人を出します。求人サイトはいくつかあるのですが、私は学術誌のNatureのグループが運営しているNaturejobsというサイトを通じて、オランダとドイツの2つのグループに応募しました。面接等を経て両方の研究室からオファーをいただいたのですが、最終的にボスの人柄、研究グループの雰囲気、そして街の雰囲気でオランダ留学を決めました。博士課程の場合は入学試験などはなく、就職活動に近いと思います。

オランダに博士留学をするメリットは何ですか?

まずは、給与が出ることです。(理系の博士学生に給与が出ない先進国は日本くらいなのですが、それは日本ではあまり知られていません。)オランダでは年間3-4万ユーロほどの給与でしたが、これは博士学生としては世界的に見ても比較的高い水準だと思います。

 また、国際感覚を身につけられることも大きなメリットです。オランダの研究グループは多国籍で、ヨーロッパ各国はもちろん、他の大陸からも多くの博士課程の学生や研究者が集まります。それぞれが異なる価値観や考え方を持っており、彼らから多くのことを学びました。科学者として早い段階で多様なものの見方を学べたことは幸運だったと思います。

「通学路。天気がいい日は空を見ているだけで飽きません。」

オランダでの研究生活で印象に残っていることや苦労したことを教えてください。

オランダの研究生活で一番いいなあと思ったところは、教授も学生も縦関係でなくフラットなところです。オランダでの研究においてヒエラルキーを感じたことは1度もありません。英語もロクにできない博士課程1年目の日本人が訳のわからない発言をしても、決してないがしろにされることはありませんでした。

 苦労でないですが、初めは休むことに抵抗がありました。オランダは有給休暇が多く、ボスも同僚も夏は1か月くらい休暇を取ります。それでは研究がストップするのではと思い長期休暇をためらっていたのですが、思い切ってとってみると案外1か月くらい休んでも大したことはなく、リフレッシュできるのでかえって仕事が進む気がしました。

オランダで生活する上で困ったことはありましたか?

冬の暗さには驚きました。渡蘭したのは2月だったのですが、毎日暗いうえに結構な風雨でしたので、すごいところに来てしまったなあと思った記憶があります。ただそれも2週間くらいで慣れたと思います。

 あとは日本から担いでいった自転車が1週間で盗まれました。ショックもありましたが、それよりも海外に来たんだという実感を得た出来事でした。オランダは比較的治安はいいと思いますが、自転車に関しては日本の比じゃなく、気を抜くとすぐに盗まれます。ボロいママチャリにもゴツいチェーンロックが必要です。

アムステルダムのお気に入りスポットを教えてください。

スポーツバーにはよく行っていました。平日夜にサッカーのチャンピオンズリーグの試合があるので、よく仕事終わりに同僚とLeidsepleinのバーに行ってサッカー観戦してました。他にもアムステルダムには雰囲気の良いバーがたくさんあり、ビール好きとしてはとてもいい時間を過ごせました。

「2014年ワールドカップ時のLeidspleinの一角。オランダの躍進もあり、スポーツバーで盛り上がりました。」

博士課程修了後のキャリアはどのような決め方をされましたか?

私は科学者以外の職業は考えませんでしたが、博士号取得後の研究テーマを具体的に決める必要がありました。学会などで積極的に色々な分野の科学者と話すことで、自分が次にやりたいこと、やるべきことを明確にできたと思います。また、さらに異なる文化での研究生活を経験してみたかったこともあり、アメリカの研究室を対象に科学者としての職探しをしました。その結果、現在はアメリカのコーネル大学で博士研究員として勤務しています。

本谷さんがよく足を運んでいた当時の、にぎやかなLeidspleinの通り。コロナが収束してまたこのようなにぎわいが戻ることを切に願います。

ということで、本谷さん、アムステルダム自由大学での博士課程の様子がよくわかるエピソードをありがとうございました!「今回のインタビューを通してオランダ生活を思い出し、良い時間を過ごしていたんだなと改めて実感しました。」というお言葉もいただき、私も嬉しかったです。そして、留学生活というのはやはり掛け替えのない貴重な時間なんだな、、ということを私自身も再認識することができました。ありがとうございました!

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