皆さまこんにちは!いつも応援ありがとうございます。オランダの大学院にて社会人留学、その後現地で就職したChisakiです。
私は英語の絵本が大好きです。シンプルなのにグッとくる英語の表現に胸を打たれたり、意外なストーリー展開に”そうくるか!”と唸ったり、可愛いイラストにときめいたり。今の職場(インターナショナルスクール)で働き始めてからはさらに英語の絵本に触れる機会が増え、お気に入りの絵本がどんどん増えてきました。今日も大好きな一冊をご紹介したいと思います。これまでに書いたおすすめの英語絵本の記事はこちらのカテゴリーからご覧ください。
今回ご紹介するのはSusan Verde著 “I AM HUMAN”です。柔らかいタッチのイラストと手書き風のフォントが、優しい気持ちにさせてくれます。タイトルの通り「私は人間だから、、、」と文章が広がっていくのですが、なんかこう、子どもやティーンエイジャーよりも、大人になって読むからこそ心をグッと掴まれる、、ような感じの内容です。本当は全部の文章を載せたいぐらいなのですが、特に気に入っている箇所を以下に引用します。
-Susan Verde “I AM HUMAN”より-
I am Human.
わたしは人間。
I am always learning.
いつも何かを学んでいる。
I’m finding my way
進むべき方向を見つけ、
and choosing my path
自分の道を自分で選んでいる。
on this incredible journey.
この素晴らしい旅路の上で。
・・・
これは本の最初の部分です。人生を旅(journey)に例えるのは良くある表現だと思うのですが、道を自分で「見つけ」て(find)自分で「選ぶ」(choose)というところが、確かにそうだな〜としみじみ。人生って本当、選択の連続ですよね。
・・・
もう一つ、印象的なところがあります。
I can be fearful, sad, or timid to try something new.
新しいことにチャレンジするとき、怖くて、悲しくて、臆病になる。
I am Human.
人間だから。
But then I remind myself that because I AM Human, I can make choices.
そんなときは自分にこう言い聞かせる。人間だから、自分で選べばいいんだ。
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新しいことをするのって怖いよね〜と正直に言い切ってくれているところがまず素敵です。大人は子どもたちに「失敗を恐れずチャレンジしよう!」などと言ってしまいがちですが、新しいチャレンジに勇気が要るのは大人も子どもも同じですよね。そういう意味でこの部分はどんな年代の読者にも寄り添ってくれている気がします。
それから、人生の中でさまざまなことを自分で主体的に「選ぶ」(make choices)というのは、もしかすると日本語の文化のなかではあまり無い感覚かも知れません。でも、主体的に人生を生きるためにはとても大切な考え方ですよね。
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本の最後にはthe best version of MEという表現が出てきます。「ベストな自分でいられるようにトライし続ける」と。ベストバージョンオブミー、ってめっちゃ良くないですか??常に最高の自分を更新し続ける、みたいな。
そういうわけで、お子様はもちろん大人の方にもとってもオススメの”I AM HUMAN“。ぜひ一度チェックしてみてください!
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