久しぶりの、英語の絵本シリーズです。コロナ対応の自宅待機で、おうちでお子様といっしょに過ごす時間が増えている方も多いと思います。シンプルな英語の絵本をお子様といっしょに楽しんでみませんか?
過去の記事もこちらからご覧ください!→カテゴリー「英語の絵本」
さて、本日ご紹介するのは”The Tale of Peter Rabbit”です。世界中で愛されているピーターラビットのお話です。
大きな木の根元に暮らすうさぎ一家。お母さんと、Flopsy, Mopsy, Cotton-tail,そしてPeterの4人兄弟です(ピーターラビットにお兄ちゃんお姉ちゃんがいるんだということを、本を読んで初めて知りました・・!)。末っ子のピーターは好奇心旺盛。このストーリーでは、ピーターが巻き起こすちょっとした騒動が描かれます。
見どころ その1
1ページ目から明かされる、うさぎ一家衝撃の過去!
ストーリーは、お母さんうさぎが子どもたちに「お外に遊びに行ってきていいよ」と言うところから始まります。「でも、マク・グレガーさんのお庭には行っちゃだめだよ」。その衝撃の理由がこちらです。
「あなたたちのお父さんが昔そこでつかまってうさぎパイにされちゃったから」
え!?うさぎパイ??そんな衝撃的なことを、、、そんなさらっと、、、
「じゃ、わたしはパン屋さんに行くから、くれぐれもいたずらしないようにね」
お母さん、、、めっちゃあっさりしてるやん、、、
見どころ その2
野菜やベリーの名前がたくさん出てくる
「行っちゃだめ」。そう言われると逆に、行きたい気持ちを抑えられないのがわんぱくピーター。マク・グレガーさんのお庭に直行します笑。着いてみると、そこは農作物のパラダイス。
Lettuce(レタス)
French beans(インゲン豆、こう呼ぶんですね!知らなかった!)
Radish(大根。挿絵では赤いので完全にニンジンに見えます。)
Parsley(パセリってこんなスペルなんですね。)
と、食べまくるピーター。
Cucumber(キュウリ)
の畑まで来た時点でマク・グレガーさんに見つかってしまいます。一目散に逃げるピーター。必死に走り、片方の靴が
Cabbage(キャベツ)
の畑で、もう片方は
Potato(ジャガイモ)
の畑で脱げてしまいます。しまいには
Gooseberry(西洋スグリ。緑色のベリーで、ジャムなどにして食べるそうです。)
のネットに引っかかって転んでしまいます。泣いていると親切なツバメが助けてくれます。が、何を思ったかまた庭に戻ってきて、
Onion(玉ねぎ)
の世話をするマク・グレガーさんに見つかり、再び追い掛け回されます。必死で逃げて、
Black-currant(クロスグリ。酸味が強い黒い実で、ジャムや果実酒にするそうです。)
の茂みに入り込みます。そこからお家へ一直線。なんとかたどり着くと、ぐったりと倒れこむピーター。パンとミルクと
Blackberry(ブラックベリー。黒いベリーで、ジャムにしたり生食できる種類もあるそうです。)
でゆったりと夕食を取るお兄ちゃんお姉ちゃんをしり目に、早々にベッドに入ります、、、。
というストーリーです。私たちにも馴染みのある野菜から食べたこともないものまで、たくさんの野菜やベリーが登場して楽しいですね。
いかがでしたか?オランダの本屋さんには英語の絵本がたくさんあるので、これからも絵本を発掘していきたいと思います。ピーターラビットが気になった方は下記のアマゾンリンクからどうぞ!(画像をクリックするとアマゾンのリンクに飛びます。ハードカバーやKindle版などから選べます。このリンクから何かを購入してくださると、代金の一部が私の収入となり、ブログ運営の費用として使わせていただきます。)
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