主語を”I”ではなく”We”にするといい感じになるという話

英会話
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皆さまこんにちは!いつも応援ありがとうございます。オランダの大学院に社会人留学、その後現地で就職したChisakiです。

今日は最近私が感じている、”I”ではなく”We”で喋るといい感じになる、ということについて書いてみたいと思います。

ビジネスシーンで英語を話す時は主語を”We”にして話すと良い、ということは以前にもどこかで読んだことがありました。その当時はあまりピンと来なかったのですが、最近になってそれが実感としてわかってきました。私が感じている”We”のメリットは大きく分けて2つあります。

Weで一体感が出る

何かを達成した時や、チームの取り組みを紹介する時、逆に何か問題を抱えている時など、主語を”I”や”You”ではなく”We”と言うようにすると、チームとしての一体感を醸し出すことができます。

私の職場である学校で実際に使われている例を挙げてみます。

例1. We have been practicing times tables.”

(先生が生徒に対して)「これまで私たちみんなは九九を練習してきました」

この場合、実際に九九の練習をしているのは先生ではなく生徒だけなんですが、あえて”We”を使うことで「私たちみんなで一緒に頑張って練習してきたよね」という感じが出ています。

例2. “What specific issues do we have?”

「具体的にどういう問題があるかな?」

これは、チームが抱える問題点を管理職に共有するという趣旨のミーティングで出た言葉です。チームの感じている問題点に関して、その管理職はいつも一緒に仕事をしているわけではないから細かいことはわからないはずなのですが、”We”を主語にして質問することで「あんたたち、何が不満なの?」という他人事のような感じではなくて「一緒に解決したいと思っているよ」という雰囲気を感じました。

Weで説得力が出る

「〜しなきゃいけないよ」と相手を説得する時、ただ単に命令形で「〜しなさい」と言うよりも主語を”We”にして「私たちは〜するんだよ」という言い方がされているのをよく耳にします。

例1. “Who did that? Can we be honest?”

(先生が生徒に対して)「これ誰がやったの?正直になれる?」

正直に言いなさい!ではなくて、「私たちは正直になることができるかな?」と問いかけられることによって、逆に「正直に言わなきゃ」という気にさせられる気がします。

例2. We do not waste paper.

(紙を無駄遣いする生徒に対して)「私たちは紙を無駄にしないんだよ」

これも「無駄遣いしちゃダメ!」と言われるよりもかえって説得力がある気がするのは私だけでしょうか?キッパリと言い切られると尚更です。

と、いうわけで今回は、英語で話す時に主語を”We”にするとなんか良い感じになる、ということを書いてみました。このことに気がついてから私自身も意識的に’We”を使っています。皆さんは同じような経験ありますか?

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